令和6年6月9日に開催されました第81回人体科学研究会の報告になります。
今回は令和元年12月以来の会場を借りての開催となりました。久しぶりの都柔接の研修ホールの雰囲気に懐かしさを覚えつつ、まずは実行委員による会場設営から始まりましたが・・・
なんといきなりトラブル発生です。
音響設備をはじめ、プロジェクター、スクリーンなどすべてのAV機器が反応しないという前代未聞の危機に直面しました。
開催直前まで回復を試みるも結果は変わらず・・・。
同時にビルの管理会社なら対応してもらえるかと考え、会場を出て問い合わせてみましたが、結局解決には至りませんでした。
いよいよお手上げかと思い会場に戻ってみると、なんとプロジェクター・スクリーンが復活していました。
あれだけ打つてがなく困り果てていましたが、皆さんが出し合った知恵で見事に開催の危機を乗り越えることが出来ました。ご参加頂いた先生方には感謝しかありません。
おかげさまで定刻通りの開催に至りました。
まずは当会の副会長の櫻井先生より開会のご挨拶。
総会では令和2年度〜5年度までの事業報告と承認。
令和6年度の事業計画、予算案、役員改選、今後の研究会の内容や開催時期について議論いたしました。
研究会の開催に関しては今年は6月と次回開催予定が12月に決定。
今後の勉強会の内容に関しまして、これまで築き上げてきたテーマを踏襲しつつ、新しい分野も開拓していく方向となりました。
人体科学研究会の会員の皆様はプロフェッショナル集団の集まりですので、今研究会の更なる発展に今からとても楽しみです。
そしてもう一つの注目議案でありました、役員改選についてです。
これまで長く会長をお務め戴きました志保井前会長は名誉会長に、そして村山副会長が今総会にて正式に会長となられました。こちらのリンクから実行委員の名簿をご確認いただけます。
無事に総会も終わり休憩時間を挟みましたら、基調講演「超音波画像観察の歴史」の開講です。
講師は村山会長による講演です。
中でも超音波の軟部組織に対する研究は、医師が先か柔道整復師が先かの論争は大変興味深いものがありました。
また超音波の操作方法に関しても目から鱗でした。
これをご存知の先生はきっと多くはないと思いますが、知ると知らないとでは雲泥の差です。
他にも勉強になる内容が満載で充実した講演になったのは間違いありません。
村山会長ありがとうございました。
こうして約5年ぶりの研究会は大盛況のもと幕を閉じました。
個人的にはこちらが研究会と肩を並べる価値があると思っております恒例の懇親会です。
今回の会場も福星酒家さんで執り行われました。
5年ぶりの福星酒家さんです。
お酒を酌み交わすことで普段なかなか接することが出来ない先生方との距離が縮まる貴重な交流の場です。
今の時代オンラインでの交流が受け入れられつつある中、やはり膝と膝を突き合わせて過ごす時間というのはかけがえの無いものを感じます。
楽しい時間は過ぎるのも早く、会も終わりを迎えます。
でも1次会で終わるような研究会ではありません。引き続き有志による2次会は続きます。
こうして5年ぶりの人体科学研究会は、ご参加頂いた先生方はじめ実行員の先生方のおかげでブランクを感じさせることなく閉会に至りました。
第82回の開催は12月を予定しております。
こちらのホームページでも随時ご案内させて頂きますのでよろしくお願いいたします。